プロフィール
松山貴至
TakashiMatsuyama
ビジネス × テクノロジー × アート / 創造性と技術でビジネスを加速させるクリエイター。
「食」から「デザイン」、そして「テクノロジー」と「アート」へ。
板前からグラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、プログラマーを経て、現在は経営者として活動中。2024年11月からは現代アート企業の取締役に就任し、新たな挑戦を開始しました。
2006年からWeb技術に携わり、2013年にはWebサイトやデータベースの受託開発と自社企画のWebアプリケーションを開発・運用する会社を設立し、代表取締役を務めています。近年は、自然言語処理や機械学習、深層学習を活用した分析アプリケーションの研究開発に注力し、Pythonを用いた分析エンジンやAPIサーバーの開発を推進。さらに、PHPやSQLで構築した自社Webアプリケーション群と連携させるなど、データ活用とWebサービスの融合をリードしてきました。
しかし、ChatGPTの登場は私にとって大きな転機となりました。2023年1月頃からはAI分野のプロジェクトから一旦離れ、創業当初の原点である「ワンソースマルチユース」の概念を核に据え、API連携とリレーショナルデータベースを活用した業務システム（商品管理・在庫管理・販売管理・顧客管理）の設計・開発・導入・運用サポートに立ち戻っています。一元的な情報管理と多元的な情報発信をシームレスに連携させ、クライアントのビジネス加速を支援しています。
さらに、顧客の事業拡大を後押しするため、WordPressの保守・サポートやテーマ・プラグイン開発、ECサイトやWebサイト、Webアプリケーションの受託制作に加え、遠隔地からのWebコンサルティング・開発支援にも注力しています。
自社では経営・事業企画を中心に担う一方、デザインディレクション、バックエンド開発、そしてAWSをはじめとするインフラ構築にも貢献しています。
そして、2024年11月より、新たに別企業の取締役にも就任しました。13年ほど前に取締役を務めた現代アート関連企業に再び参画し、展覧会の企画運営や作品販売、企業向けアートワークの企画提案、美術館・公共スペース・ギャラリーでの展示・設営サポートなど、アートとビジネスを結びつける活動にも力を注いでいます。
### 経歴
株式会社ノマルで取締役に就任した後、2011年に独立。
異分野を繋ぐ、ユニークなキャリアパス
- 商経学部で経済学・経営学を学ぶ学生時代、日本の伝統的な食文化に関心を持ち、割烹料理屋で調理を修行。
- 大学卒業後、板前として本格的に就職。24歳で某ホテルの日本食レストラン副料理長を務めたのち、京都祇園の老舗で日本料理に従事。
- 料理と同様に「創造力」と「表現力」を活かせる仕事を求め、グラフィックデザイン業界への転職を決意し、デザイナーに転身。
- 広告制作会社での勤務を経たのち、現代美術ギャラリー、版画工房、出版、デザイン制作など、多彩な機能を併せ持つアート関連企業「株式会社ノマル」に勤務。
- 株式会社ノマルのデザインセクションにて大手企業のSPツールを中心とした広告制作と出版・プロモーションの分野で企画、編集、デザインを軸に個性を発揮。
- 株式会社ノマルの取締役就任後も紙媒体の他にも、ウェブ・映像・システムといったデジタルコンテンツの分野においても、マルチメディア、クロスメディアを駆使しながら独自のデザインを展開。
- 2011年、これまでの人生経験を活かしデータベースやWeb開発、UIデザインの受託を中心にフリーランスとして独立。2013年に事業を法人化し、株式会社カロニマを設立。
- 2024年11月から株式会社ノマルの取締役に再任。株式会社カロニマの経営と並行して、2社の経営に役員として参画中。
### 個人の活動
WordPressコミュニティへの貢献
WordPressのコントリビューターとして、プラグイン開発、WordPress.orgでの公開、サポートフォーラムでの開発者・ユーザー支援など、コミュニティ活動を積極的に行っています。
### 今後の展望
現在の事業領域にとどまらず、XR技術を活用した文化的エンターテインメントのビジネス化や、クリエイティブコーディングによるジェネラティブアート制作など、新たな表現と価値の創出を模索しています。さらに、AIの普及が進むなかでブロックチェーン技術の重要性が一層高まると考え、データ管理や信頼性確保といった観点からトークンエコノミーも注視しています。今後は、これらの先端領域をビジネスとアートの架け橋にできるよう、研究・実証のフェーズにも力を入れていく予定です。
- 地域
-
大阪日本
- ウェブサイト
- wakatime.com/@takashimatsuyama
- SNS
- 団体
