
Webコンサルタントとして、よく目にする光景があります。
WordPressの管理画面を開くと、プラグインがずらり。
似たような機能のプラグインが重複し、数十個ものプラグインが有効化されたまま
しかも、どれも数年前のバージョンで更新されていない――。
これが「保守契約中」のサイトだというのだから、驚くほかありません。
“重装備プラグイン”の罠
たとえば「フォーム機能」ひとつにしても、ほんの数項目の問い合わせフォームのために、ECレベルのフォームプラグインを導入している。
あるいは、ブロックエディターで十分表現できるレイアウトを、ページビルダー系プラグインで構築している。
その結果、
- ページ表示速度の低下
- 互換性エラーの頻発
- 更新時のリスク増大
という負のスパイラルに陥ります。
なぜ、こうなるのか
Web制作の現場では、ノーコードツールの進化によって、誰でも手軽にサイトを構築できるようになりました。
しかし、弊社が点検を依頼される多くのWordPressサイトでは、その手軽さが裏目に出て、技術的理解を伴わないままツール任せで構築されているケースが見受けられます。
本来はエンジニアリングで丁寧に設計すべき部分を、外部プラグインで無理に補ってしまうことで、結果的に保守性を著しく損なっているのです。
結果として、
- 保守性が著しく低い
- 機能追加や修正が困難
- 費用の割に長期的価値が乏しい
そんな“技術的負債サイト”が量産されています。
「保守契約なのに放置」という矛盾
さらに問題なのは、こうしたカオスなサイトが”保守契約中”にもかかわらず更新されていない“ということ。
WordPress本体もプラグインも古いまま、更新通知が何十件も溜まっている。
それでも一部の業者は「更新はリスクがあるので触りません」と説明し、
毎月数万円の「保守費用」を請求している――。
これでは、“名ばかり保守”どころか“有料放置”です。
カロニマの保守運用は「軽く・安全に・正しく」
私たちは、“必要最小限の構成で安定稼働させる”ことを最も重視しています。
WordPressは“軽く設計すればするほど強い”。
カロニマのWordPress保守運用サービスでは、
- 不要プラグインの精査と削除
- 標準機能を最大限に活用して軽量化
- 定期更新と動作検証のレポート
- 透明性あるメンテナンス履歴の共有
これらを通じて、「守る保守」から「進化を止めない保守」へ。
あなたのWordPress、本当に“守られていますか?”
保守契約を見直すだけで、サイトの寿命もパフォーマンスも大きく変わります。
「なんとなく任せっぱなし」を脱し、本来のWordPressを取り戻しましょう。
もしや…と思ったら、まずは無料診断へ。
ITとデザイン思考で経営支援するカロニマ
カロニマの強み
- 顧客の経営課題に対する分析力・解決力・支援力がある
- ITシステムや業務アプリ、Webアプリの企画力・開発力がある
- APIを活用した外部システム連携やデータベース設計・構築に強みがある
- 情報デザインに関して豊富な知見がある
- 企業のブランディングやマーケティングについての知見がある
- WordPress.org の審査を通過した公式 WordPress プラグインを公開している
- オープンソースソフトウェア(WordPress.org)のコントリビューターである